今年の1月末にイギリス人配偶者として、ミュンヘンでドイツ滞在許可証を申請し、ついに先日、滞在許可証(eAT:電子居住許可)が手に入りました!Brexitの影響で、イギリス人関連の滞在許可証は今後どうなるかまだはっきりしていませんが、私の滞在許可証はとりあえず1年です。また、申請方法についても今後変わる可能性はありますが、私の申請から取得までの流れを記録として残します。
私が用意した書類
・記入済みの申請書
・私と彼のパスポート
・私の健康保険証(Care Concept - Care Expatriateプラン)
・顔写真
・日本語のアポスティーユ認証付き婚姻届け受理証明書と公認翻訳士のドイツ語翻訳
・彼の雇用契約書
・彼の直近3ヶ月の給与明細
・彼の銀行残高証明
申請当日
予約ができればいいのですが、数ヶ月後以降しか空きがなかったため、私たちは予約を取らずに移民局へ直接行きました。到着したのは朝の8時半頃で、1~2時間ほど待ち、すべて終わったのは11時頃。ものすごく時間のかかることを承知で行きましたが、思ったほどではありませんでした。
≪流れ≫
- 受付をする
- 受付番号が呼ばれるまで待機
- 担当のスタッフに書類のチェックを受ける
- 支払いをする(28.80ユーロ)
※現金かドイツのECカードのみでの支払い
※EU国民と第三国民では、必要書類や申請料金などが異なります。 - 滞在許可証の認証番号が書かれた受け取り書を受け取る
PINコードが送られてくる
申請をしてから数週間後にPINコードが郵便で送られています。が、その期間に私は引っ越しをしたせいで受け取れませんでした。移民局のスタッフ曰く、PINコードは持っていなくても滞在許可証自体は成り立つようで、持っていない人はたくさんいるとのことです。
オンラインで進行状況を確認
滞在許可証の進行状況は、受け取り書に記載されているオンライン確認ページにて認証番号を使って確認することができます。進行中の場合は、「noch nicht zur Abholung bereit」と表示され、そして、これはコロナの影響で受け取りが配送での対応だったこの期間限定なのかよく分かりませんが、私が進行状況を確認した際に「Fehler: Das angegebene Dokument ist unbekannt!」と表示されたので、「え、エラー!?」と不安に思い、問い合わせたところ、それは作業が完了した時、つまり受け取り可能となった時に表示される通常のメッセージとのことでした。エラーって…。
滞在許可証が手元に!?
私の滞在許可証が出来上がったのは4月末。この頃は、ちょうどコロナの影響で移民局が縮小運営の上、極力接触を避けるということで、滞在許可証は本人確認必須の郵便で配送されてきました。が、私はまた引っ越しをしたせいで受け取ることができず…。それから、約2ヶ月半経ったコロナもだいぶ落ち着いてきた頃、今度は新たな受け取り書が普通郵便で送られてきました。受け取り書には、この紙とパスポート、以前の滞在許可証を持参して、1週間後の指定時間に移民局へ受け取りにきてくださいということでした。
ついに滞在許可証が手元に!!
受け取り書で指定されていた日時に再び移民局へ。今回はすでに日時が決まっているので受付はせず、そのまま待合所で少し待っただけで私の番になりました。そして、必要書類を担当のスタッフが確認し、ついに滞在許可証が私の手元に!!今回の移民局滞在は15分ほどで済みました。
備考
・使用言語
書類への記入は基本ドイツ語です。今回の移民局への問い合わせや申請当日などは英語でも大丈夫でした。
・目の色
申請書類の目の色の項目に「黒」と記入したところ、移民局のスタッフに「黒はありえない。茶色ね」と言われ、目の色は茶色となりました。
・滞在許可証の有効期間の開始日
許可証が手元に来た日ではなく、申請日です。私の場合、1月末に申請したので、許可証が手元に来た頃には有効期間が始まってからもう6ヶ月ほど経っていました…。
・Brexitの影響
申請時、今後どうなるかわからないということで、滞在許可証の有効期限がこれまでは無条件で5年だったものが、とりあえず1年となりました。
・私の滞在許可証の種類
EU FAMILIENANGEHÖRIGER
まとめ
Brexitやコロナの影響でいろいろとあり、申請から約半年後と少し待ち時間は長かったですが、1年の滞在許可証(有効期限残り約半年)を手に入れることが出来ました。今後、Brexitの影響がどう出てくるかわかりませんが、あと3年はドイツにいる予定なので、滞在許可証を更新する際にはまた記録を残したいと思います。